2022年5月7日土曜日

お知らせ:5月27日「今、お届けしたい音楽」

 春爛漫の季節を迎え、皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

この春はロシアのウクライナ侵攻により世界は思いもよらぬ悲惨な情勢となり、日々心の痛む思いでニュースを見る毎日となってしまいました。私ども「ロシア音楽研究会」はロシア音楽の魅力を多くの人に知って頂きたいと会を立ち上げました。以来13年、皆様のご支援により「あいちトリエンナーレ」にも2回公演をするなど、演奏会を順調に重ねてまいりました。

しかしながら今回は、この状況の中、<延期>を考えざるを得ませんでした。

国家と芸術、文学は分けて考えなければならない。どなたもこのことは理解してくださっていると思います。しかしながら、今ロシアの音楽を聴こうと思われるだろうか?ということが1番の悩みでした。

出演者全員に意見を求め、顧問の先生方からお考えを頂戴し決めました。

私たちは音楽家です。これで止める訳にはいかない!どこの国の音楽であれ、そこで生まれた作品に敬意を払い演奏してきたのです。粛々と怯むことなく、これまでと変わらず演奏をしようと決定致しました。一刻も早く日常が戻り、平和が訪れますようにとの思いを込めて一同心から演奏させて頂きます。


5月27日「今、お届けしたい音楽」と題し、これまでとは違った構成でお聴きいただきます。

因みに ウクライナの作曲家 (プロコフィエフ、スクリャービン、スコリク、カプースチン)

ロシアの作曲家(ラフマニノフ、ショスタコーヴィチ、チャイコフスキー、グバイドゥーリナ、シチェドリン)(順不同)以上の作曲家の曲を様々な形で演奏いたします。

《音楽は国境を超えて》 五月の夕べのひとときをお楽しみ頂きたくご案内させて頂きます。

なお、3時間半ほどの演奏時間となっておりますので、チラシの要所要所に時間を書き入れております。そこでは中座なさることも、入退場されることも自由でございます。

このような状況にご理解を賜りまして、是非ともご来聴いただきたくご案内申し上げます。

                                                                                                                   愛知ロシア音楽研究会

                                                     代表  筧 聰子




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