2015年8月25日火曜日

ロシアンサロン参加者募集中です(10/4開催)

皆さんこんにちは。
すっかり朝晩涼しくなり、秋の訪れもまもなくですね。

今回は10月4日に開催される「ロシアン・サロン“シベリア”」のお知らせです。

テーマ:【祖父母の足跡をたずねて~2015年夏、樺太~】

戦前、樺太に暮らした祖父母。祖父はシベリア抑留により身体が弱り、若くして他界。祖母も一昨年他界。遺品の中から、祖母が樺太からの引揚げについて綴った手記が現れる。祖父母から直接聞くことのできなかった彼らの思いとは…

今年8月、祖父母が暮らした樺太の(サハリン)の本斗(ネヴェリスク)、南名好(シェブニノ)を、北海道にて引揚者の方々をたずね、祖父母の樺太での記憶をたどる松田さんの報告を聞きます。


お話:松田 薫(まつだ かおる)さん

行政書士、名古屋NGOセンター、多文化共生リソースセンター東海会報編集委員。 1986年札幌市生まれ、早稲田大学法学部卒。入管業務を中心に在住外国人の支援に取り組む。訳書に『タイ・ビルマ 国境の難民診療所』(新泉社)。
祖母の手記を手にする松田さん
北海道恵庭市で開催された元住民の座談会を伝える新聞記事

日 時:104()午後14時~16時 (受付1330分から)

会 場:東生涯学習センター視聴覚室 
     名古屋市東区葵1-3-21 ℡052-932-4881

参加費:会員500円・一般600(資料代等)


★参加希望者は、10/2までにファックス・メール等でご連絡下さい。
Tel/Fax052-411-9906 
E-mail:nichiroaichinokai@yahoo.co.jp

日本とロシアの友好親善を進める愛知の会

【報告】シベリア連邦大学の留学生との交流会を開催しました

皆さんこんにちは!
今回は、7月29日に開催された「シベリア連邦大学留学生との交流会」についての様子をお伝えします。

クラスノヤルスク市にあるシベリア連邦大学と愛知県立大学は大学間協定を結んでおり、今年は4名の学生が来日しています。

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729()午後230分から、愛知県立大学サテライトキャンパス(愛知県産業労働センター(ウインクあいち)15階)で、クラスノヤルスクのシベリア連邦大学から短期留学で来ている4名の学生と交流会を行いました。彼らは、愛知県立大学と大学間協定により、7月から約1ケ月間勉学に励んでいます。



 参加者は、19名の中、まず、片桐会長から、第8次訪ロ団報告(530日から68日)とクラスノヤルスクとの交流のお話のあと、学生たちの紹介をしました。

皆大学3年生、セルゲイ(男性)、オリャ、ユーリャ、リータ(女性)で、日本滞在中の生活について、ホームステイ・浴衣風景、陶芸資料館、名古屋城見学などの写真を見せながら、楽しかったことを説明していました。

参加者からの質問は、驚いたことは何かに対する答えに一同口をそろえて快適なトイレと答えました。
事前の知識もあり、文化のギャップを感じることはなかったようです。良かったことは、友達がたくさんできたことで、楽しい留学生活を送っているようでした。学生たちは、それぞれ日本にこのままいたい、また勉強して大学院に行きたいと希望していました。


 学生の紹介のあと、斎藤始子さん(()日本伝統俳句協会幹事、中日文化センター俳句講師、第8次訪ロ団団員)に、講師になっていただき、「俳句」についてお話しをいただきました。
俳句の歴史や著名な俳人たちを抜粋し、それぞれの俳句の説明をしていただき、また、訪ロ中、団員が作った俳句を披露していただきました。俳句が少し身近になった感じがしました。

今回の訪ロでは、斎藤先生にクラスノヤルスクの日本センターで、集まった学生や職員たちに日本の伝統ある俳句をわかりやすく説明していただきました。
私たちが帰国してから、日本センターから俳句のコンクールを開催するという連絡をもらいました。



最後に今回の訪ロ団に参加していただいた高木副会長からはロシア情勢、石田副会長からは文化交流について話していただきました。また、5月に本会が招へいしたスポーツ交流団については、日比野副会長に報告をしていただきました。(報告:横山)